「車庫入れ困難」「Uターン不可」レベルの街乗りで勇気が必要なクルマも! 最小回転半径の「大きい」「小さい」モデルを調べてみた (2/2ページ)

超デカいのに小まわり抜群な衝撃

トヨタ・グランエース

 アルファードを超える大きなボディを持ち、8人乗り仕様では驚きの4列シートというレイアウトを持つグランエース。その大柄な車体から、さぞかし小まわりが利かないのだろうと思いきや、なんとその数値は5.6mと、ひとまわり小さなアルファードの3.5リッターモデルの5.8mよりも小まわりが利くのである。

 これは、グランエースが後輪駆動であり、フロントのステアリングの切れ角を大きく採ることができたため。VIPの送迎に使われるケースも多い車種だけに、ホテルの送迎などでアタフタと切り返すことがないのは、意外と重要なポイントと言えそうだ。

スズキ・ツイン

 一方、見た目通りに最小回転半径が小さいクルマなのがスズキのツインだ。軽自動車よりもさらに短い全長で、車名の通り2名乗車となっているツインの最小回転半径は3.6mであり、あのダイハツ ミゼットIIと同等の小まわり性能を持ち合わせていた。

トヨタ・シエンタ(16インチアルミホイール装着車)

 登場からまもなく7年が経過しようとしているにもかかわらず、堅調な販売をキープしている現行型シエンタ。コンパクトなボディでありながら、3列シートを備えるモデルとして運転にニガテ意識のあるユーザーにも受け入れられていることも要因のひとつだろう。

 確かに標準モデルの最小回転半径は5.2mと比較的小まわりが利く数値となっているのだが、過去にメーカーオプションとして設定されていた16インチアルミホイールを装着すると、一気にこの数値が5.8mまで悪化してしまうのだ。

 これは、前述のアルファードに匹敵する数値となってしまうのだが、プラットフォームを共有するアクア(先代)で16インチホイールを装着すると、車体との干渉を防ぐためにステアリングの切れ角をが小さくなる措置をしていたことから、シエンタでも同じ対処がなされていたのかもしれない。

 このようにボディサイズ以外の要因で最小回転半径が大きくなったり小さくなったりすることもあるので、見た目の印象だけで判断せず、しっかりカタログをチェックしてから購入したほうがよさそうだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
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長距離ドライブ
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