【試乗】歩く代わりにC+walk T! 街乗り特化のC+pod! トヨタの次世代EVをガッツリ試した (1/4ページ)

この記事をまとめると

■トヨタの超小型EV 『C+pod(シーポッド)』と新たなモビリティ『C+walk T(シーウォークティー)』に試乗

■シーポッドは2人乗りで公道を走行できる

■シーウォークティーは立ち乗り型のモビリティ

シーポッドは法人や自治体限定だが個人販売の予定あり!

 トヨタ自動車が超小型EV 『C+pod(シーポッド)』と、歩行領域での新たなモビリティとして『C+walk T(シーウォークティー)』を発売して注目されている。今回はこの2つの新世代モビリティを試してきた。

 まずは『シーポッド』だ。2人乗りの小型電気自動車で、全幅が1290mmという小ぶりなモデルとなっている。全長は2490mmで3mを大きく下まわり、ホイールベースは1780mmで車体の四隅にホイールとタイヤが位置しているようなデザインとなっている。この小ぶりな車体のリアアクスルに最高出力9.2kW、最大トルク56Nmの電動モーターを搭載し、後輪を駆動するRRとしてパッケージングされているのだ。

 搭載する駆動用バッテリーはリチウムイオン電池で9.069kWhの総電力量が与えられている。これをWLTCモードで走らせると、航続距離は150kmになるという。

 車体デザインは未来感のある洗練されたもので、かつてメルセデスベンツが発売していた「スマートフォーツー」や、近年中国で大流行しているマイクロミニの電動車などと類似するような雰囲気が与えられている。実際のところ中国へ行くと街中をこのマイクロミニ電動車がいたるところで走っているのを見かける。じつは中国では電動スクーターやこうしたマイクロミニ電動車は運転免許証を必要としない。従って歩道も走るし、どこにでも駐車しているというような状況が各地で見られているのである。中国の若者の間ではこうしたマイクロカミニカーはお年寄りが乗るクルマ(日本で言う電動シニアカー)のような目で見られているのだが、近年デザイン的に優れたものが登場し、質感も大幅に高まって若い世代で所有する人も増えている。中国のこういったマイクロミニカーにはなんと4人乗りも存在し、4枚ドアのものもあったりして衝突安全性などには疑問符がつくのだが、相当数の販売台数を実績としてあげているといっていいだろう。

 トヨタの『シーポッド』はそのマーケットに参入するということではなく、あくまで次世代の小型電動車としての新たなモビリティとして開発されたものといえる。現状では法人ユーザー向け、あるいは自治体などを対象に限定販売されているということだが、個人向けの本格的な販売は2022年をめどに進めているという。


中谷明彦 NAKAYA AKIHIKO

レーシングドライバー/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

中谷明彦
愛車
マツダCX-5 AWD
趣味
海外巡り
好きな有名人
クリント・イーストウッド、ニキ・ラウダ

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