FRからFF化でクルマ好きはガッカリ! そんな声を跳ね返して大成功を収めたクルマ4台 (1/2ページ)

FRからFF化でクルマ好きはガッカリ! そんな声を跳ね返して大成功を収めたクルマ4台

この記事をまとめると

■クルマ好きからは「FRからのFF化は失敗が多い」とよく言われがちだ

■過去にFRからFF化して成功したクルマをプレイバック

■FFはキャビンのスペースを稼げるのでミニバンには有効だった

「FF化で大成功」は決して珍しいことではなかった

「スポーツカーは後輪駆動じゃないと!」という見方は根強い。ブームを超えて定番モータースポーツとなったドリフトの影響もあって、若いユーザーでもスポーツカーはFRが絶対的! と考えている人は多いのではないだろうか。

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 今回は、そんなFR至上主義者の幻想を打ち砕いた「FRからFFになって成功したクルマ」を振り返ってみよう。

 まずは異論反論を承知のうえでこのモデルから。そうFRスポーツカーの象徴ともいえるトヨタ・カローラレビン/スプリンタートレノだ。AE86の型式で知られるFRのレビン/トレノがFFのAE92型になったのは1987年5月のこと。このとき筆者は18歳だったが、リアルタイムでいえばAE86の価値が爆上がりしたという記憶はない。

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 世間的にはハイソカーブームであり、ワイルドなAE86よりもFF化したことでスマートになったAE92のほうに価値があるというムードだった。いわゆる峠の走り屋においても、当時はドリフトよりもグリップ走行メインであり、同じ1.6リッタークラスではFFのホンダ・シビックが速さを見せていた影響もあって、けっしてAE92の評価は低くはなかったと記憶している。実際、速さで比べるとAE86よりAE92のほうが勝っていたのも事実だ。

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 30年以上経って振り返ると、あのタイミングでレビン/トレノをFF化したことは失敗に思えるかもしれないが、当時としては「速くて、かっこいい」と高く評価された面もある。実際、AE92は歴代のレビン/トレノの中で最多販売モデルとなっている。ビジネス的にはFF化で成功したといえるのだった。

名前:
山本晋也
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自動車コラムニスト
現在の愛車:
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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