こんなパワー秘めてたの!? 見た目じゃ判断できない驚きの隠れマッチョクルマ3台 (2/2ページ)

日産 スカイラインクロスオーバー

 2009年に日本での販売が開始されたスカイラインクロスオーバーは、海外ではインフィニティブランドからEXとして販売されていたモデル。

 現在で言うところのクーペSUVといった流麗なフォルムを持ち合わせていたのだが、登場する時代が早すぎたのか、新車当時はそこまで人気車種となることもなく1世代のみで姿を消してしまった。

 そんなスカイラインクロスオーバーの心臓部には、VQ37VHR型と呼ばれるV型6気筒の3.7リッターエンジンが採用されており、その出力は330馬力を発生するだけでなく、レッドゾーンが7500回転からという、排気量に似合わぬ高回転型エンジンとなっていたのだ。

 なにせこのエンジンはあのフェアレディZにも搭載されていた名機であるので、見た目に反したスポーティな走りを実現するには十分なものだったのである。

光岡 ガリューX

 光岡がリリースしていたミドル~大型クラスセダンのガリュー。現在まで5世代のモデルと、派生車種としてガリュー2-04及びガリュークラシックが存在している。そんな歴代ガリューのなかで、もっともハイパワーなモデルが2代目となるガリューIIにわずか10台のみ生産された「ガリューX」である。

 ガリューIIはY34型のセドリック/グロリアがベースとなっているのだが、このガリューXは輸出仕様のインフィニティM45がベース。

 このM45には日本仕様のセドグロには搭載されていない340馬力を発生するVK45DE型エンジンが搭載されており、その車両を新車で並行輸入したのちにガリューXへと生まれ変わったというワケだ。

 通常のガリューIIは2.5リッターと3リッターのみのラインナップとなっていたため、一気に1.5リッター~2リッターもの排気量アップということなるので、その実力は折り紙つきとなっている。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

-

愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

新着情報