「安い!」「速い!」「楽しい!」 中古車高騰地獄のいまでもある「100万円前後」で買えるスポーツモデル4選 (2/2ページ)

ここ10〜15年前に販売されていたスポーツモデルが穴場!

3)スズキ・スイフトスポーツ(31/32型)

 現行型はターボエンジンで圧倒的な速さを誇るスイフトスポーツだが、先代までのNAエンジンを搭載したスイフトスポーツも侮れない。スズキ的には初代スイフトスポーツであるZC31Sは、1600ccのNA直列4気筒エンジンを搭載。ZC32Sも同じエンジンのブラッシュアップ版。ミッションが異なり、31Sは5速MT、32Sは6速MTとなる。

 エンジン的には1500ccのフィットにも及ばない出力だが、31Sも32Sも欧州市場をターゲットに開発されたボディを持っているおかげで高い剛性があり、ハンドリングが素晴らしい。とくに32Sの強固なボディは歴代最強と言われており、フロアまわりのドシッとした剛性感は普段のちょっとした走りでも気持ちよさ、安心感を得られる。

 状態にもよるが、車体はどちらも100万円以下から狙えるのもうれしい。タフさに定評がある車種でもあり、トラブルが少ないので過走行車でもしっかりメンテナンスしてあれば問題は少ない。

4)三菱ランサーエボリューションX

 スポーツカーといえばランエボXもじつはオススメ。ただし、SSTモデルに限る。現時点での最後のランエボではX(テン)で、同モデルはツインクラッチ式ミッションであるSSTが売りで、その素早いシフトチェンジは素晴らしく乗りやすい。同世代のR35GT-Rの当時モデルよりも遥かにスムースだ。2ペダルでのスポーツドライブ時代の到来を庶民にも教えてくれたマシンであった。

 当時はSSTが人気で5速MTはイマイチだったハズだが、世界的なマニュアル車の減少を受けて5速MTモデルが高騰。新車価格に匹敵するような値段になってきているのも珍しくない。

 だが、逆にSSTモデルは価格が下がってきていて、100万円台半ばから入手可能。ミッション自体も決して弱くはない。固有トラブルもあるが、対策もわかっているのでそれほど心配はないし、普通に乗っている分にボンボン壊れるほどヤワではない。いま、あえてSSTに乗る選択肢が出てきたのだ。


加茂 新 KAMO ARATA

チューニングジャーナリスト

NO IMAGE
愛車
GR86/AE86/スイフトスポーツ(ZC33S)/CBR954RR
趣味
クルマ
好きな有名人
タモリ

新着情報