あいかわらず新車販売トップを爆走するN-BOX! お得に買うなら「旧型の在庫」も狙い目 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2023年10月の車名別新車販売ランキングではホンダN-BOXがトップだった

■N-BOXは先代モデルの在庫がまだあるようなので、大幅な値引きも期待できる

■もうすぐ2023年度末のセールが始まるので、それに合わせて新車を狙うのがオススメだ

新型も絶好調! N-BOXの勢いが相変わらず止まらない

 登録車と軽自動車を合算した2023年10月単月締めでの、車名(通称名)別新車販売ランキングでは、ホンダN-BOXが2万2943台を販売しトップとなっている。事業年度締め(4月から翌年3月)での上半期末決算セールが展開された、2023年9月のN-BOXの販売台数が2万686台なので絶好調が続いているともいえるのだが……。

 N-BOXは2023年8月に、当時は次期型でありいまは現行モデルとなっている新型の予約受注をスタートさせている。そして、2023年10月6日が正式発売となっているので、10月の販売実績はほぼ1カ月フルカウントでの新型車の販売実績と言いたいところなのだが、9月に先代モデルを2万台強販売できるほど、先代モデルの在庫があったことを考えると、10月の販売実績にも先代モデルが相当数カウントされていることになるだろう。事実、販売現場では「かなりの台数の先代在庫がまだある(本稿執筆時点)」という話も聞いている。

ホンダN-BOX(2代目)の2台並び

 新型のカスタムにそこそこのオプションを装着すると、支払総額が300万円近くになる。さらに新型となった際の先代との価格差は数万円程度なので、最近の諸物価高騰の影響はあまり車両価格に反映されていない様子でもあり、値引き余力が少なく「あいさつ程度」になっているとのこと。ボディ剛性など基本性能の向上はめざましいようだが、基本的に新型は先代からパワートレインはキャリーオーバーにもなっているので、先代の在庫を値引き額多めに引き出して購入するのがベストパターンなのかもしれない。

 本稿執筆時では新型スズキ・スペーシアもデビューした。装備内容を考えずに単純に価格をN-BOXと比較すると、売れ筋ともいえるNA(自然吸気)のカスタム同士では、約4.7万円スペーシアのほうが安かった。デビュータイミングが同じなだけに、今後両車の販売動向は非常に興味深いものとなるだろう。

スズキ・スペーシアカスタム


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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