この記事をまとめると
■ルノーが新ブランド戦略「futuREady」を発表しコンセプトカーを公開
■ブリッジャーコンセプトはスクエアなボディが特徴のコンパクトなクロスオーバーSUV
■そのスタイリングに日産ラシーンを思い出す人が多いらしい
ルノーの新コンセプトカーと日産の懐かしSUVが似ている!?
2026年3月10日、ルノーが新たなブランド戦略「futuREady」を発表し、2030年までに12の新型車を欧州市場に投入し、海外市場向けに14のモデルを投入することが明かされた。そして、この新ブランド戦略「futuREady」にあわせて公開されたコンセプトモデルが話題となっている。それがルノー・ブリッジャー・コンセプトだ。
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ブリッジャー・コンセプトは、ガソリン、ハイブリッド、EVなど複数のパワートレインに対応可能なルノーの新しいモジュラープラットフォーム「RGMP small」をベースに開発されたコンパクトSUVで、全長を4m未満とすることで都市部での使いやすさに重点をおいたモデルとなっている。
デザインの特徴としては、SUVらしい力強さを表現したスクエアなフォルムとなっており、コンパクトでありながらも張り出したフェンダーなどによってタフな印象を演出している。また、テールゲートにはスペアタイヤを装着することで、オフロードイメージを強調しているのもどこか懐かしさを感じさせる。
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さて、このルノー・ブリッジャー・コンセプトのスタイリングを見て、SNSで注目されているのが日産ラシーンだという。そのコンセプトなども含め、どうやら「似ている」というのだ。にわかにはぜんぜん似ているとは思えないのだが、日産ラシーンとは、どのようなモデルだったのか、ちょっと振り返ってみよう。
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ラシーンは、当時の日産が進めていた、個性的なデザインのクルマを展開する「パイクカー」というシリーズの、いうなれば第2世代のような存在として1994年に登場した、いまでいうところのクロスオーバーSUVのようなモデル。サニーのプラットフォームを流用し、4WDを組み合わせたシャシーに直線を基調としたコンパクトでスクエアなボディを載せ、そこに丸目のヘッドライトを組み合わせることでレトロな雰囲気を演出。また、一部の上位グレードにはスチールパイプ製スペアタイヤキャリアをテールゲートに備えていた。
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搭載エンジンは105馬力の1.5リッター直4で、ビスカスカップリングを用いたフルタイム4WDは、通常は前輪駆動に近い状態で走行し、路面状況に応じて後輪に駆動力を配分する仕組みだった。エンジンは、のちに1.8リッターや2リッターの直4もラインアップされた。
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2000年には生産を終了してしまった日産ラシーンであるが、人気アニメの主人公の姉の愛車として登場するなど、当時を知る昭和世代のおじさんから平成世代の若者まで、いまだ高い人気を誇っている名車だ。
というのが、日産ラシーンの簡単な概要。確かに都市部での使いやすさに重点を置いたコンパクトなクロスオーバーSUVで、ボディはスクエア、おまけにテールゲートにはスペアタイアが備わるなど、ラシーンとブリッジャーには共通点が多い。
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ルノー・ブリッジャーは、2027年末までにインドで生産を開始してインド市場で発売されるという。もうこれは、いっそのことルノー・ブリッジャーをベースに日産版を作り、ラシーンの名前で復活させる……なんていう展開もはいかがだろうか。ついでにパイクカーシリーズも第3世代として復活、なんてことになればクルマ好きとしては胸アツ。やっちゃえ、日産!