北米仕様の特徴を色濃く残したままで日本発売
上質さと使い勝手を高次元で融合させた空間となるインテリアも自慢のひとつだ。12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイと12.3インチのディスプレイ付オーディオを水平に2画面並べたレイアウトを採用したインパネは、見た目的な先進性の高さだけでなく、車速やナビゲーション情報などを見やすく表示する視認性の高い操作環境を実現している。また、広い室内空間と十分な荷室容量も確保されている。
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安全装備も充実している。360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を標準装備し、高速道路での運転支援機能「プロパイロット」や、車体下の見えない部分を映像で確認できる「インビジブルフードビュー」、交差点などで運転席から死角になる前方左右の視界を補助する「フロントワイドビュー」を含む「インテリジェント アラウンドビューモニター」など、日産の先進安全技術を数多く搭載している。
なお、今回のムラーノは、基本的には米国向け仕様であり、一部米国基準に則った仕様となっている。そのため、購入・使用にあたってはいくつか留意事項がある。代表的な仕様は以下のとおり。
■日本導入に伴い変更された箇所の代表例
・ヘッドランプ配光の変更
・発煙筒および発煙筒ホルダーの追加
・日本のナンバープレート取付け用ブラケットの追加
・プロパイロットおよび一部安全運転支援機能の市場に合わせた設定変更
・インテリジェントキー内蔵リモートエンジンスターターおよびパニックアラームの削除
・専用認証ステッカー(“★”マーク)の貼付
■北米仕様のままとなる箇所の代表例
・左ハンドル
・左手側がライト・ウィンカーレバー、右手側がワイパーレバー
・ドアミラーは手動格納式
・プロパイロット、インテリジェントクルーズコントロールの最高速度は144km/h
・地上デジタルTVの受信・表示機能なし
・メーターとディスプレイオーディオの言語は英語/スペイン語/フランス語のみ(Apple CarPlay、Android Autoの言語は日本語での表示が可能)
・メーター表示単位はキロメートルで設定可能
・エアコン表示単位は摂氏で設定可能
・NissanConnectのサービスの利用不可(スマートフォンデバイスの通信機能を用いた機能は利用可)
・SOSコールの利用不可
・AM/FMラジオの利用不可
など
現在の日産の国内ラインアップには、エクストレイルの上に位置するプレミアムSUVが不在で、上級SUV市場におけるラインアップが手薄な状況が続いていた。このような状況のなかで登場することになった今回のムラーノは、単なる復活モデルではなく、日産のSUVラインアップに新たな選択肢を加えるとともに、ブランドイメージ向上も担う戦略車となる。日産のプレミアムSUVを待ち望んでいた人にとっては待望の復活といえるだろう。
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12年ぶりに日本へ帰ってきたムラーノは、日産が再びSUV市場で存在感を高めるための足がかりになりそうだ。