ベテランドライバーが操るSUVが悪路を激走!
そのほか、OP-XC1クラスにレクサスGX550hを投入した能戸知徳選手は「XCRスプリントカップに合わせて開発しました。デビュー戦は第4戦の浅間アタックで、今大会が2戦目になります。市販モデルに近い状態ですし、ハイブリッド車両なので長距離は不得意です。実際にロングステージでは熱の問題で、シフトアップして回転を上げないように制御が入るんですけど、それ以外に大きな問題はなかった。チームとしては北米のバハ1000kmにも出場しているので、クルマの制御などをフィードバックしたいと思います」とのこと。能戸選手はレグ2で素晴らしいアタックを披露し、OP-XC1クラスで勝利を飾った。
能戸知徳選手とレクサスGX550h画像はこちら
このように注目のニューマシンを中心に、その動向に触れてきたが、近年は車種バリエーションのみならず、ドライバーも多彩な顔ぶれだ。
事実、新型ハイラックスでOP-XC2クラスを制した番場選手はアジアクロスカントリーラリーで活躍するほか、前述のとおり、レクサスGX550hでOP-XC1クラスを制した能戸選手は北米のバハ1000kmで活躍するクロスカントリーのスペシャリスト。さらに長年にわたって全日本ラリー選手権やアジアパシフィックラリー選手権で活躍してきた柳澤宏至選手やドリフト競技で活躍する川畑真人選手が三菱トライトンでOP-XC2クラスに参戦したほか、スーパー耐久で活躍する寺川和紘選手がマツダCX-60でOP-XC2クラスに参戦するなどさまざまなカテゴリーからベテランドライバーたちが参戦している。
XCRスプリントカップを走るマツダCX-60 画像はこちら
そのほか、「ライセンスはもっていて、TGRラリーチャレンジにはコ・ドライバーとして参戦したことはあるんですけど、ドライバーとしては初めてです。JAFのモータースポーツ部で大事な仕事をさせていただくことになったんですけど、ラリー部会長から現場のオペレーションを知っておいたほうがいいと誘われまして、今回、ラリー北海道に出場することになりました。むちゃくちゃ疲れましたが、とても楽しいですね」と語るように、この夏にJAFのモータースポーツ部部長に就任した南山要一氏も旧型フォレスターでOP-XC2Sクラスにチャレンジ。
南山要一選手とフォレスター画像はこちら
このように、XCRスプリントカップは大盛況で、マシンおよびドライバーともに充実のラインアップとなっているのである。
なお、ラリー北海道ではトヨタGRヤリスRally2を駆る新井大輝選手がJN-1クラスでシーズン3勝目を獲得したほか、JN-3クラスではGRヤリスの徳尾慶太郎選手が自身初優勝を獲得。さらにトヨタGR86の山本悠太選手がシーズン3勝目を獲得したほか、トヨタ・ヤリスの松倉拓郎選手がJN-5クラスでシーズン5勝目を獲得し、最終戦を待たずしてタイトルを獲得した。そのほか、JN-6クラスではトヨタRAV4 GRスポーツの天野智之選手がシーズン5勝目を獲得している。
ラリー北海道の様子画像はこちら