GT500は1台減るけどGT300にフェアレディZが1台増える! アネスト岩田が新マシン「ANEST IWATA GAINER Z」を公開

この記事をまとめると

■2023年よりSUPER GTに参戦するアネスト岩田が新マシンを投入する

■GAINERが開発した車両を採用し「ANEST IWATA GAINER Z」として参戦する

■2026年はGT300にフェアレディZが2台参戦することになる

GT300にもう1台フェアレディZ参戦!

 国内最高峰のハコ車のレースであるSUPER GTでは、GT500クラスとGT300クラスという、車両規定が異なる2クラスが混走している、世界的に見ても珍しいレースフォーマットを採っている。初戦の開幕まであと2カ月ほどとなったことから、各チームからも参戦体制が発表されつつあるところだ。

 さて、そんなSUPER GTだが、ざっくり両カテゴリーを説明すると、前者がトヨタ・ホンダ・日産の3社がメーカーの威信をかけて戦うカテゴリー、後者がメーカーをはじめ、さまざまなプライベーターが戦うカテゴリーといった様子になっている。また、車種のバリエーションだけ考えれば、GT300のほうがいろいろなクルマが走っているということになる。

 GT300クラスで主力となるのは、海外でのレースでも多数使用されているFIA-GT3と呼ばれるカテゴリーのマシンたち。そのほかは、GTA-GT300(旧JAF-GT)と呼ばれるオリジナルのシャシーを使って、ボディを成型し、市販車に似せる車両や、MC(マザーシャシー)と呼ばれるシャシーを使う車両もある。とはいえこちらは現在、「マッハ車検エアバスター MC86マッハ号」以外走っていないが……。

 そんなGT300のカテゴリーにおいて、2026年シーズン、新たなマシンが加わるということなので、その1台を紹介したい。

 それが、ゼッケンナンバー26を背負う、アネスト岩田の新型マシンである、「ANEST IWATA GAINER Z」だ。そう、2023年から使っていたレクサスRC F GT3から日産のZへスイッチするのだ。なお、「GAINER」は2025年シーズンのアネスト岩田のRC Fのマシンメンテナンスも担当していたので、その関係がより強固なものになったともいえる。カラーリングは、レクサスRC F GT3同様に青・白・黒がメインの鮮やかな色合い。SNS上では「格好いい!」と評判な様子。

 ちなみに「GAINER」は、2024年シーズンに初投入以来、2025年シーズンまでGT300カテゴリーで唯一のフェアレディZ使用チームでもある。このマシンは、市販車のモノコックをベースにした、GTA-GT300シャシーを使った唯一無二の独自開発車両でもあった。それが2026年より、「ANEST IWATA GAINER Z」という形でGT300カテゴリーに、フェアレディZが1台増えることになる。噂によると、このマシンは2025年シーズンまで「GAINER TANAX Z(11号車)」が使用していたマシンで、「GAINER」は現在製作中の2台目を使用するとのこと。

 ドライバーは引き続き安田裕信と、GT500クラスにステップアップしたイゴール・オオムラ・フラガに代わり、韓国出身のレーシングドライバーで、eスポーツやスーパー耐久でクラスチャンピオンを獲得している、リ・ジョンウが務める。安田にとっては、2008年にGT300クラスでシリーズチャンピオンを獲得した際に乗っていたのもフェアレディZだっただけに、形は違えど、18年ぶりのGT300におけるフェアレディZのドライブである。それ以降もGT500・GT300クラスで日産GT-Rに乗っていただけに、日産使いの安田の活躍にも期待したい。

 GT500クラスからは日産が1台マシンを減らしたことで、フェアレディZの数が減ってしまったが、GT300クラスに新たに1台加わったことで、SUPER GTにおけるフェアレディZの数は、実質変わらないことになった。

 どのようなパフォーマンスを見せるのか、「ANEST IWATA GAINER Z」の活躍に2026年シーズンは注目だ。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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