スポーツモデル=MTの時代は終わった! あえてATを勧めたいクルマとそれでもMTで乗るべきクルマ (1/3ページ)

現代はATの完成度も高くなっている

 ひと昔前は「スポーツカー、スポーツ系のクルマはMTで乗るもので、ATで乗るのは邪道だ」などと言われたものである。では、このことは現代でも同じなのかを考えると「クルマにもよるけどMTでなければならないということはかなり減っており、ATのほうがいいことも増えている」というのが結論だ。おもに動力性能と密接に関係する排気量を基準に考察してみた。

●軽自動車

 スポーツ系の軽自動車というとホンダS660、スズキ・アルトワークス、ダイハツ・コペンが浮かぶ。軽自動車はパワーが限られているのに加え、S660とアルトワークスはシフトフィールやクラッチフィールが良好なのもあり、積極的にギヤチェンジをして楽しめるMTがお勧めだ。

 対照的にコペンはシフトフィールとクラッチフィールが悪くMTで乗ってもあまり面白くなく、シフト操作に煩わしさを感じてしまうのでAT(実際にはCVT)を勧めたい。


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