なんでこんなに残念な姿に! コンセプトカーの期待度を裏切った市販車4選 (2/2ページ)

コンパクトカーのディティールは省略されてしまう傾向にある

3)日産 インビテーション

 2012年のジュネーブショーに登場した日産のコンパクトカーのコンセプトモデル。今見れば一目で現行ノートと分かるデザインをもっているのだが、より強調されたボディラインや、シルバーのウインドウモールなど、市販車には採用されなかった細部のディティールの違いで大きく印象を変えている。

 コンパクトカーはコストの問題もあるので、どうしても凝ったディティールは省略されてしまう傾向にあるようだ。

4)トヨタFT-CH

 2010年のデトロイトショーでお披露目されたFT-CHは圧倒的な環境性能を追求しながら、走る楽しさとの両立を目指したコンパクトクラスのハイブリッド専用車だ。

 翌年のデトロイトではほぼ同一のエクステリアを持った車両をプリウスCコンセプトという名前で発表していることからも分かるように、アクアのコンセプトモデルだったが、当然のようにブリスターフェンダーなどのボディラインは大きく変えられ、普遍的なコンパクトカーとなってしまっている。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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