VIP御用達は間違いなし! 年内発売予定のトヨタ・グランエースが初披露【東京モーターショー2019】 (2/2ページ)

ワンランク上のグランエース内装コンセプトモデルも披露される

 今回は2018年11月にトヨタのミニバンを含むバン事業がトヨタ車体に移管されて以降、初となるモーターショーだ。トヨタ車体ブースでは「Creating New Value」(移動にもっとよろこびを)をテーマに、移動に新たな価値を生み出すクルマを出展するという。

 発売が決定しているのはグランエースのほか、2030年のミニバンの新しいカタチを表現したPMCVコンセプトを参考出品する。さまざまなライフシーンや1〜7人まで乗る人や載せるものに合わせて8つのシートアレンジができるようにした。

 座席をすべて格納するためフラットな室内空間が生まれ、自転車やサーフボードなど長尺物も収納可能。前後に開くスライドドアと上に開くガラスハッチによって間口を広く取っている。

 また、グランエースの内装モデル「リゾートツアラーコンセプト」「ビジネスライナーコンセプト」も展示する。リゾートツアラーコンセプトは優雅でゆとりの車室空間とおもてなし装備を採用し、豪華列車のようなハイヤーをイメージした。タブレットが格納されたシートテーブルを4つ合わせることで、天井のプロジェクターから旅先情報を投影できる。シート間もセパレートになっており、自由自在なプライベート空間を創出する。

 乗車定員を7人設定となるビジネスライナーコンセプトは、ビジネスパーソンが空港から次のビジネスシーンに移動するためのワンランク上の送迎サービスをイメージ。乗車時にスマートフォンをタッチすると予約したシートが「welcome」と表示されるなど細かな計らいもある。

 シート下にはスーツケースやシート後ろにジャケットが収納可能。シートが左右15度に回転することで、乗り降りしやすく、かつプライベートな空間も創出している。


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