カタログの燃費はNAが圧倒も無双じゃなかった! ターボがNAを上まわる「逆転現象」が起こるケースとは (1/2ページ)

カタログの燃費はNAが圧倒も無双じゃなかった! ターボがNAを上まわる「逆転現象」が起こるケースとは

カタログ上ではNAのほうが約10%燃費が良い

 軽自動車は今や、価格の安さというより、ジャパン・オリジナルのマイクロカーとしての使いやすさ、小さいからこそ充実していることがうれしい先進安全運転支援装備、そして何より、維持費や燃費の良さが魅力となっている。では、軽自動車を買う理由として、燃費性能の良さに注目するとしよう。誰もが、あらゆるシーンでNAエンジン搭載車の燃費性能が圧倒的にいいと思っているはずだ。

 確かに、カタログの燃費性能のスペックを見ると、ホンダN-BOXの標準車はNAが27.0km/L、ターボが25.6km/L。日産デイズのプロパイロットエディションはNAが28.6km/L、ターボが25.2km/L。タントの標準車のNAが27.2km/L、ターボが25.2km/Lとなっている(いずれもJC08モード)。クロスオーバーモデルのスズキ・ハスラーはNAが25.0km/L、ターボが22.6km/L(WLTCモード)である。つまり、NAのほうが10%前後、燃費性能がいいわけだ。

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自動車の燃費においてターボがNAを上回るケースとは画像はこちら

 もちろん、家の近所をゆっくり走るだけ……という使い方なら、その差はそのまま反映される。NAとターボ、ご近所走行ではどちらの燃費がいいですか? となれば、NAと答えるしかない。

 が、使い方、乗り方、仕様によって、限定的とは言え、ターボのほうが燃費性能に優れる逆転現象のシーンがあるから面白い。実際、同車種のNAとターボモデルで一般道、高速道路、山道、郊外路の数百キロを走破する比較試乗を試みた経験は何度もあるのだが、走行シーンによってはターボの燃費性能がNAを上まわることもしばしば。総合燃費では、さすがにNAが有利になることが多いものの、”ターボは燃費で劣る”と、一言では言い切れないのもまた事実なのである。

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