「嫌味」なく「デキる感」を演出! 男子からの評価もあがる女子が選んで間違いないクルマ5台 (1/2ページ)

走りにも定評のあるモデルばかり!

 女性のクルマ選びは一筋縄ではいかないものです。一目惚れや第一印象の「好き!」だけで突っ走り、そのままの勢いで購入するのはもちろん、本人にとってはいちばん幸せなこと。ですが、そうではなくてきっちりと予算や購入後の維持費などを計算したり、結婚して子供ができても乗れる方がいいかな、などと今後のことを考えはじめたり、気になる彼より高価なクルマを買ったら感じ悪いかな、などと周りからの評判を気にしたりしていると、どんどん決まらなくなってしまうのです。

 でも、自分の「好き」だけでなく、少しは周囲からの目を気にして選ぶことも必要かもしれません。やはり男性には、当人たちが思う「いいクルマ」の基準とは別のところで、「女性にはこんなクルマに乗っていてほしいな」という理想がある場合が多いですし、仕事関係の先輩女性などは、自分より高価なクルマだと嫉妬して心証が悪くなる可能性もあります。かと言って、「え、こんなクルマ買ったの?」とバカにされるのも面白くないですよね。

 じゃあ、いったいどんなクルマならいいのでしょうか? 理想は、周囲に嫌味なく「この女性は見る目があるな」とデキる感を匂わせつつ、男性がドン引きしないような可愛げもアピールできるクルマです。今回はそんなクルマたちを、車両価格250万円以下でチョイスしてみましょう。

1)トヨタ・カローラツーリング

 まず1台目は、圧倒的知名度を誇る国民的ベーシックカー、トヨタ・カローラツーリング。以前は社用車やレンタカーのイメージも濃かったのですが、フルモデルチェンジしてイメージを一新。デザインはすっかりモダンに爽やかになり、走れば軽快。使い勝手のいいラゲッジは、買い物や旅行はもちろん、子供ができたとしても十分な便利さです。

 男性の意見としては、この新しいカローラツーリングの進化をちゃんと認めている人が多く、自分では買わなくても人にすすめたくなるクルマだと言います。しかも、長い伝統を持つカローラというブランドは、言い換えれば肉じゃがのようなおふくろの味みたいに、たまに帰ってきたくなる安心感を感じさせるもの。そんなクルマを選ぶ女性には、きっと母性のような癒しを感じることでしょう。

2)スズキ・スイフト

 2台目は、スポーツ好きなアクティブな女性はもちろん、普段はおとなしいイメージのある女性が選んでもギャップ萌え間違いなしの、スズキ・スイフト。どちらかといえば、スイフトは男性からよく選ばれるコンパクトカーで、欧州の道で鍛えた足の良さ、キビキビとした走りに定評があります。

 でも乗ってみると、女性にとっても取り回しはいいし、安定感があるので高速道路でも不安がなく、いい相棒になるのです。そんなスイフトを選ぶ女性には、表面だけでなくちゃんと中身を見てくれる、誠実な女性なんだなという印象を持つはず。フットワークが軽い印象もあるので、営業などの職種なら仕事ができそうだなと思ってもらえるかもしれないですね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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