一気に燃料電池車が「現実的」に! クラウンユーザーも取り込めそうな2代目MIRAIのとてつもない可能性

一気に燃料電池車が「現実的」に! クラウンユーザーも取り込めそうな2代目MIRAIのとてつもない可能性

クラウンと比較検討するひとも増えるか

 トヨタの燃料電池自動車であるミライ。先日6年振りのフルモデルチェンジを果たし、新型となったことで再び注目を集めている。

 燃料電池自動車は多くのひとがご存じのとおり水素を燃料としているが、水素自動車と燃料電池自動車が曖昧な人もいるかもしれない。水素自動車とはガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車と同じように、水素を燃料として走らせる。リースのみで一般販売こそされなかったが、マツダRX-8ハイドロジェンREは水素を燃料とするロータリーエンジンを搭載したモデルだった(ガソリンも併用可)。

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水素ロータリー仕様のRX-8画像はこちら

 一方の燃料電池自動車とは、水素と酸素を化学反応させることで発電をし、その電力を使ってモーターを駆動させて走行する車両であり、ミライはこの後者に該当し、その走り味は電気自動車に近いものということになる。

 そんな燃料電池自動車であるミライだが、初代モデルは車名のとおり未来感を強調するがあまり、なかなかカッコいいとは言いにくいデザインに……。またセダンでありながら4人乗りということで、使い勝手も同クラスのセダンに劣るということで残念ながら人気車種とはならず、一部の自治体や企業の社用車で使われるにとどまっていた。

初代ミライ画像はこちら

 しかし、新型となったミライはトヨタのフラッグシップセダンであるクラウンをベースとしたFRレイアウトとなり、デザインも未来的ではあるものの、スタイリッシュさを兼ね備えるものとなった。また乗車定員も常識的な5人に改められ、日常使いでも問題ないセダンとなっている。

新型ミライのスタイリング画像はこちら

 航続距離も満充填で750~850kmとなっているため、行動範囲内に水素ステーションがある環境で使う限りは不便を強いられることもないだろう。

 さすがに価格は700万円台から800万円台と高額ではあるが、補助金がおよそ140万円(自治体によって異なる)ほど出るため、実質は500万円台となり、ベースとなったクラウンの人気グレードと大差ない価格となるのだ。

 そのため、クラウンを検討中のユーザーはもちろん、テスラなどの先進的な輸入車ブランドの車両を検討している人にとっても魅力的に映るはず。そうなると燃料電池自動車の普及の第一歩ということになる可能性は高そうである。

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