環境面でもプラス! ユーザーのお財布にも優しい! 「交換時期」が大きく変わったクルマの消耗品5つ (2/2ページ)

最初の交換指定が「16万km」のものも!

3)冷却水

 従来からのものはLLC(ロング・ライフ・クーラント)と呼ばれるもので、これも1970年ごろの登場時には画期的なものだった。交換時期としては車検毎だったが、最近メーカー充填されているのが、スーパーLLCと呼ばれるタイプ。ロングライフがさらにスーパーになっているわけで、最初の交換指定は16万km後とクルマが寿命を迎えていてもおかしくない距離だ。ただ、時間的には7年後あたりなので、一生交換しなくていいというわけではない。

4)スパークプラグ

 以前はメンテの必須項目で、外してススの状態や端子の消耗具合を見たり、調整したりして、消耗していればサッサと交換していた。だいたい2万kmから3万kmぐらいで交換していただろうか。

 その後、1990年代に入ると白金プラグが登場してロングライフ化。10万kmまでもつようになって、驚いた覚えがある。ただ、実際に外してみるとけっこう消耗していて、指定の半分ぐらいで交換した方が調子はよかった。

 10万kmを超えることはさすがになかろうと思いきや、今や純正でもイリジウムプラグの採用(端子すべてがイリジウム化)が進んで、なんと20万km毎も登場。調整なども不要なのでこまめな点検も不要となっている。ちなみに太さも取り付けスペースの問題もあって、細いマジックペンぐらいのものが増えている。

5)タイヤ

 今、各タイヤメーカー、そして業界団体が力を入れているのがロングライフ化だ。ゴムが素材だけにさすがに10年大丈夫とはならないが、前モデルと比べて2倍になったり、柔らかさが命のスタッドレスですら、2シーズンは性能低下があまりないと謳っているほど。

 背景には資源の問題もあるが、タイヤメーカーに聞くと、サイドに製造週年が刻印されていることが広まったからもあるとのこと。在庫品だと新品でも半年前の製造があったりするが、チェックするユーザーが増えたことで選ぶ目がシビアになったことに対する対策もあるというわけだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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