スズキのカローラ! トヨタのMAZDA2! 日本人には信じられない「海外の衝撃OEM」事情 (2/2ページ)

日本ではちょっと考えられないOEM販売も海外では見られる

 そうした中、海外でも日系メーカーどうしのOEM販売(供給)はいろいろなパターンがある。

 たとえば、スズキとトヨタだ。英国のスズキホームページを開くと、モデルラインアップの中に、スウェイスという5ドアハッチバック車があるが、これはカローラツーリングのハイブリッド車だ。

 さらに、アクロスというSUVがあり、こちらはRAV4 ハイブリッドである。

 トヨタとスズキは2017年に包括的な事業連携に向けた覚書を交わし、スズキとしては乗用車での電動化へのコスト抑制を目的として、欧州向けにトヨタのハイブリッド車を活用しているのだ。

 逆のパターンもある。インド市場で圧倒的なシェアを誇るスズキが、トヨタに対して小型車バレーノをベースとしたグランザと、ビターラ ブレッツァをベースとしたアーバンクルーザーをOEM販売(供給)している。

 アメリカでは、マツダはマツダ2をヤリスハッチバックとして供給していた。だが、アメリカ市場ではBセグメントの需要が伸びず、それよりもコンパクトクラスSUVへのシフトが顕著であることなどから、このOEM販売(供給)は昨年に終了している。

 今後、電動化がさらに進むことで、特にEVについては電動パワーユニットを含むプラットフォームの共通化が拡大する。例えば、ホンダは米GMから中大型車向けのEVプラットフォームの供給を受ける。

 電動化時代、OEM販売(供給)はさらに増えていくことは間違いなさそうだ。


桃田健史 MOMOTA KENJI

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