ランクルで学ばなかったのか! レクサスLXも市場混乱を招く「4〜5年待ち」の納期に陥ったワケ (2/2ページ)

あおりを受けて中古の異常な価格高騰を招いている

 さらに中古車市場も混乱する。現行型のランドクルーザーやレクサスLXの納期が長引いたことで、先代型の中古車価格まで高騰しているからだ。たとえば先代ランドクルーザーの中古車価格は、高年式の車両になると、800〜1000万円に達する。先代型の新車価格は、最も高いZXでも最終型が700万円弱だったから、中古車はそれよりも100〜300万円高い価格で売られている。

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先代ランドクルーザー200系のフロントスタイリング画像はこちら

 先代レクサスLXの中古車価格も、1000〜1300万円が多い。先代型の新車価格は、最終型が1100万円少々だったから、これも中古車価格が新車時の価格を上まわる。いわゆるプレミアム価格が付いて売られているわけだ。

先代レクサスLXのフロントスタイリング画像はこちら

 今のような状態は、中古車市場の混乱だ。トヨタは影響力の強い企業だから、中古車市場や流通の混乱を招かないように配慮する必要がある。商品を欲しいユーザーに対して、安定して継続的に届けることも、顧客満足度の大切な要素だ。ランドクルーザーで失敗したなら、その教訓をレクサスLXでは生かすべきだった。

名前:
渡辺陽一郎
肩書き:
カーライフ・ジャーナリスト/2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味:
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人:
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