ひと昔前の不人気グレードまで目玉が飛び出る高額っぷり! 新車価格超えもゴロゴロの国産中古スポーツ4選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■高値で取引されている国産スポーツカーをピックアップ

■新車価格を上まわるクルマも多く、ノーマルが好まれがちだ

■販売価格=下取り額ではないので売る際に過度な期待を持つのは禁物

まだまだ王者の風格が漂うネオクラスポーツカーたち

 現在、とんでもない価格で取引されることが増えてきている1990年代国産スポーツカーたち。今回はなかでも高く取引されている車両についてチェックしてみたい。

 もし、これらの車種を現在所有していてそろそろ手放そうかと思っている人は、この記事をチェックしていただき、極端な安価で手放すことがないように注意してほしい。

日産 スカイラインGT-R

 現在価格が高騰している90年代スポーツカーのなかでも、圧倒的な上昇率を見せているのはやはりスカイラインGT-Rで間違いないだろう。

 一時期の驚くほどの高騰ぶりは落ち着きを見せ始めてはいるが、現時点でもっとも安価な部類でも500万円~というプライスタグが付けられており、高額車になると未だに数千万円という驚きの価格となっている。

 なかでも高値となっているのは販売期間の短いR34型であり、距離が少ない車両であれば売却するときに新車時の価格を上まわる金額が提示されることも夢ではないだろう。また、どちらかというとノーマル状態に近い個体が好まれているようなので、距離が伸びていても整備履歴がしっかりしていれば高値となる可能性も高そうだ。

マツダ RX-7(FD)

 続いて安定した高値となっているのが3代目となるFD型のRX-7だ。以前から唯一無二のロータリーターボエンジンを搭載したピュアスポーツモデルということで、コアなファンを多く抱えている1台ではあったが、こちらも現在新車価格を超えるプライスタグが掲げられた車両を多く見ることができる。

 もともとの車両の性格からいって、過走行や修復歴がある個体が多いRX-7ではあるが、やはり高値となっているのは距離が少ないものや修復歴がないものが中心となっており、ノーマル状態を維持している個体の人気が高いようだ。

 その一方で、ハードめなカスタムがなされている車両であっても、しっかりとしたショップが手掛けたものや、エンジンのオーバーホールがなされている車両であれば、高値となっているものも少なくないので、どれだけ愛情が注がれているかで価格も変わってきそうである。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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