デトロイトショーに出展した「アメ車以外」はトヨタ&スバルのみ! 日本人らしい「アメリカへの配慮」がみえる展示の中身 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■北米国際自動車ショーのトヨタ、スバルのブースについてレポート

■両メーカーともアメリカメーカーに対抗したラインアップを展示していた

■ブースの規模はアメリカメーカーと比べて控えめだった

トヨタとスバルのみが海外メーカーとして出展

 “国際オートショー”として開催された、北米国際自動車ショー(デトロイトショー)だが、アメリカンブランド以外、つまり外資系で展示ブースを構えたのはトヨタとスバルだけ。とくにプレスカンファレンスを行い、新型車をショーデビューさせたわけではないが、とくにトヨタは例年よりは小さめな展示ブースながら、奮闘していたと筆者は感じた。

 トヨタはブースの目立つ場所に、新型クラウンを展示していた。北米市場において新型クラウン(日本でのクラウン クロスオーバー)が正式発表となったのは2022年7月15日、つまり日本と同時デビューとなっている。デトロイトショーのような規模が大きく、大勢の来場者の前に展示されるのはおそらく初めてではなかろうか。

 2.4リッターハイブリッドマックスと2.5リッターハイブリッドの2種類のパワートレーンを用意している。筆者自身は恥ずかしながら、デトロイトショーで初めて新型クラウンと対面することとなったので、はじめは「あのトヨタ車はなんだろう、あっクラウンだ」といった驚きとともに新型クラウンの展示車を発見した。

 エクステリアでは、フロントボンネット上のクラウンエンブレムが、いわゆるトヨタマークに変わっていた。メディアや業界関係者の反応は残念ながらいまひとつといったところで、展示車が多くの来場者で囲まれることもあるが、それが持続することはなかった。正面に新型マスタングが展示してあったので仕方がなかったのかもしれない。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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