「推し活」にハマっているならクルマも「推しカラー」がオススメ! 色ごとに「どハマリ」している小型車を選んでみた (2/2ページ)

好きな色で選べば愛着が湧くこと間違いなし!

 次は黄色。1台目はルパン3世の愛車としても有名なフィアット500です。イタリアでは国民のアシとして愛されているコンパクトカーで、3ドアですが後席もちゃんと座れます。500には豊富なカラーが用意されていて、限定色もたくさん登場しているのですが、なかでも3月8日の「国際女性デー」にちなみ、イタリアではその頃に咲き誇るというミモザの花をイメージして登場した鮮やかなイエローカラーはとってもきれい。屋根がカーテンのようにパタパタと開く、オープントップモデルもありますよ。

 もう1台の黄色は、少しレモンっぽいようなソリッドなイエローのスズキ・スイフトスポーツ。これはスズキが海外のラリーに参戦して多くの勝利を獲得してきた栄光の道のりを象徴する色で、初代モデルから受け継がれているこだわりのカラー。

 現行モデルでは「チャンピオンイエロー4」と言います。操る楽しさと硬派な走りへのこだわりも突き詰めたモデルとなっているので、シートがセミバケットタイプだったり、インテリアは少々メンズライクではあるのですが、MTだけでなくちゃんとATモデルもあるので安心してください。

 次はグリーン。ファッションではグリーンがトレンドだった近年ですが、数年に一度、クルマのカラーにもグリーンが多くなることがあります。でも、ずっとグリーンを出し続けているコンパクトカーといえば、やっぱりMINI。いちばんメジャーなのが「ブリティッシュグリーン」などと呼ばれる、少し深みのあるタータンチェックに使われるような色合いですが、年式によっては明るいグリーンもあり、好みのグリーンが見つかるのではないでしょうか。

 3ドアと5ドアが用意されていて、ひとりで乗ることが多いなら3ドアでも十分。ガソリンモデルとディーゼルモデルが選べて、ロングドライブをすることが多かったり、山道などを走る場合にはディーゼルがラクです。

 最後はピンク。いくら推しのカラーとはいえ、あんまり可愛らしいピンクはちょっと……という大人女子にもおすすめしたいのが、日産ノートです。「オペラモーブ」という名前で、そのままリップスティックにもありそうな、ちょっとスモーキーがかったピンクとなっています。

 こちらはグレードによって、ブラックルーフとのツートーンも選べるので、よりシックで大人っぽく乗れると思います。ノートは小型エンジンを発電専用に搭載していて、スムースな電気モーター走行ができるのが特徴。後席や荷室も広いので、ファミリーカーとしても大活躍します。

 いかがでしたか? 皆さんの推しカラーのクルマは見つかりましたでしょうか。コンパクトカーならちょっとくらい派手な色や、個性的な色でもトライしやすいと思うので、ぜひ毎日を推しと同じカラーのクルマで彩ってみてくださいね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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