ブランドのアイコンであるRタイプコンチネンタルを現行モデルで再現! ビスポークのベントレー・コンチネンタルGTアズールを公開 (2/2ページ)

最高の素材を贅沢に使いハンドメイドで仕上げられたキャビン

 キャビン内は、深く豊かな伝統を感じさせる赤味がかったブラウンのクリケットボール色レザーを採用。これはJAS 949のインテリアと同様の色合いを再現したものだ。また、ベルーガレザーのシートには手作業によってパイピングが施されており、インテリアにアクセントを与えている。

 さらに、木目を活かしたオープンポア仕上げのバーウォルナットは、JAS 949のパテント仕上げに近い質感を実現しつつ現代的な印象となっている。このオープンポアパネルは最高の素材から厳選されており、3層のラッカーで塗装され、塗布の間にサンディングも行われるため、ワックスで磨いたような輝きを放ちつつ木材の持つ自然な色合いと質感を際立たせている。

 また、JAS 949のインテリアのディテールを反映したクロスバンディングインレイ(象徴細工の縁取り)も施されており、リッチゴールドのベントレーマリナーのオーバーレイがその美しさを強調する。そして、Rタイプコンチネンタルのシルエットが刻まれたフェイシアのパネルとインテリアのトレッドプレートによってキャビンは完成させられる。

 そのほか、フロントシートコンフォートスペシフィケーションや48Vアクティブアンチロールコントロールシステムによるベントレーダイナミックライド、ツーリングスペシフィケーションなどを標準装備しており、乗員の快適性が確保されているのは言うまでもない。

 Rタイプコンチネンタル JAS 949をオマージュしたコンチネンタルGTアズールは、現在、ベントレー英国のプレス車両となっており、JAS 949とともにメディアに貸し出される予定となっているとか。至高の2台をドライブする機会が与えられるイギリスのメディアがうらやましい限りだ。


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