歴代ロードスター一気乗り! 「見た目はNAだけど走りはNCかな」【ViVi専属モデル 古畑星夏 MT女子はじめました ロードスター編】 (1/2ページ)

小さくってまるみがあってレトロな雰囲気がいい!

 免許を取得し、MT車を運転したり、土屋圭市さんからドリフトレッスンを受けるYouTube動画で「MT女子カッコいい!」など話題になったViVi専属モデル、古畑星夏チャン。今回は前回に続き旧車。マツダの誇るオープンスポーツ「ROADSTER」の初代〜3代目に一気乗り!

ROADSTER(NA/NB/NC)

 ライトウエイトのオープン2シータースポーツという古典的なパッケージで初代が1989年に登場。世界中でヒットとなり、SLKやZ3など多くのフォロワーも生まれた。2代目NBは1998年、3代目NCは2005年にそれぞれ登場している。

【初代・スペシャルパッケージ】●全長×全幅×全高:3970×1675×1235mm●ホイールベース:2265mm●パワートレイン:1.6リッター直4DOHC●エンジン最高出力:120馬力/6500rpm●エンジン最大トルク:14.0kg-m/5500rpm●トランスミッション:5速MT●車両重量:950kg●タイヤサイズ:185/60R14●車両本体価格:185.0万円(1989年当時)

【2代目・RS】●全長×全幅×全高:3955×1680×1235mm●ホイールベース:2265mm●パワートレイン:1.8リッター直4DOHC●エンジン最高出力:145馬力/6500rpm●エンジン最大トルク:16.6kg-m/5000rpm●トランスミッション:6速MT●車両重量:1030kg●タイヤサイズ:195/50R15●車両本体価格:229.5万円(1998年当時)

【3代目・RS】●全長×全幅×全高:3955×1720×1245mm●ホイールベース:2330mm●パワートレイン:2.0リッター直4DOHC●エンジン最高出力:170馬力/6700rpm●エンジン最大トルク:19.3kg-m/5000rpm●トランスミション:6速MT●車両重量:1100kg●タイヤサイズ:205/45R17●車両本体価格:260.0万円(2012年当時)

星夏 わ~、これぜんぶロードスターですか?

まるも そうだよ~。まずは1989年登場の初代・NAから見ていきますか。

星夏 小さくて全体的に丸みがある感じがかわいい~。テールランプも丸いし、ホイールもぷっくり丸みがあって、お花みたい。レトロな雰囲気がいい!

まるも このヘッドライト、リトラクタブルっていうんだよ~。

星夏 わ、なにこれ、パカッて開く~。開いたほうがもっとレトロ感が増してかわいい。ボディカラーの赤も、最近のマツダの色とは違うパキッとした赤で、そこがまたレトロ。時代と合っている感じでいいな~。

まるも じゃあ幌を開ける作業をやってみましょうか。

星夏 は~い。運転席に座ってロックを2回も解除するって面倒~。後ろのチャックを開けるのも大変だし、めちゃめちゃ重いし……。ふ~、やっと開いた。

まるも いや、まだこれで終わりじゃないのよ。

星夏 えっ? トランクを鍵で開けて、カバーを取り出して、溝にひっかけながらホックを留めていくんですね。これもう、ひとりじゃ無理じゃないですか(笑)。

まるも こういうのが、オープンカーに乗るための儀式みたいで、昔はカッコよかったのよね……(遠い目)。インテリアはどう?

星夏 シートの位置が低いな~。なのに身体半分が外に出ちゃっている感じ!?

まるも うん、確かに。愛煙家の男性には、ドアを開けて地面でタバコを消せるのが自慢、みたいなところもあってね。そこにシガーライターと灰皿があるでしょ?

星夏 えっ、クルマにライターと灰皿? 信じられない! しかもこのオーディオ、カセットですね。

まるも 時代を感じるね~。星夏ちゃん、A面B面とか知らないでしょ。

星夏 知らないです(笑)。ラジオのアンテナも、ながっ!


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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