昭和オヤジは「青春プレイバック」で感涙確実! 60年の歴史が感じられる老舗ホイールメーカーWEDSブース【TAS2024】 (2/2ページ)

最新モデルにも注目!

 イッキに時代は進み、現在の主流の商品群を見ていきましょう。

 こちらはいまのトレンドの中心になっている高級SUV用の製品「クレンツェ・ヴェルサム」です。

 大柄で車高の高いボリュームのあるボディに合わせて19〜22インチという大径サイズの展開が特徴のこのモデルは、エレガントさを感じる細身のスポークデザインに曲線を上手く採り入れて高級感を表現しています。

 実車展示は「トヨタ・アルファード」です。

 絶妙な車高のおかげかデザインの妙なのか、22インチのサイズが違和感なくフィットしています。

 最後は、モータースポーツを意識した高性能ラインの「ウェッズスポーツ」のフラッグシップ・モデルです。

 最高峰はやはり、高剛性&軽量を極めた鍛造タイプの「TC105X FORGED」。そのラインアップにニューモデル「TC105X DSR」が加わりました。

「DSR」とは「ダブルステップリム」の略で、WEDS独自の圧延リム加工技術を、リムの両端で使用したモデルとのこと。薄く軽量に仕上がっています。

 そして注目したいのは、鋳造タイプながらも鍛造タイプに迫る軽量性を備えた「TC105X」です。

 鍛造に肉薄する軽量高剛性な性能を実現しながら、鋳造モデルならではの低価格で購入できるという魅力の詰まった製品です。

「ウェッズスポーツ」の実車展示は、「スーパーGT GT500クラス」に参戦中の「WedsSport ADVAN GR Supra」です。

 ホイールは、センターナット式レース専用設計の「TC105X GT」。「ウェッズスポーツ」伝統のイエローが印象的です。

 これだけでも十分盛りだくさんと言える「WEDS」ブースの展示内容ですが、今回のブース内にはもうひとつの大きなトピックが潜んでいました。

 2輪のチューニング業界では揺るぎない存在感を誇るあの「ヨシムラ」とコラボした商品の発表がおこなわれていたんです。そちらの紹介は別記事で行っていますので、併せてお読みください。


往 機人 OU AYATO

エディター/ライター/デザイナー/カメラマン

愛車
スズキ・ジムニー(SJ30)※レストア中
趣味
釣り/食べ呑み歩き/道の駅巡りなど
好きな有名人
猪木 寛至(アントニオ猪木)/空海/マイケルジャクソン

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