クルマ好きの大好物「リヤ駆動+MT」が絶滅寸前で中古は高嶺の花! それでもいまならまだ安い「穴場モデル」4台 (2/2ページ)

一時はプレミア化していた人気モデルも落ち着いてきた

 プラットフォーム的にRX-8の兄弟車といえる3代目マツダ・ロードスター(NC型)も時期的にねらい目だ。こちらの販売時期は2005~2015年、日本仕様のエンジンは2リッター4気筒で、マニュアルトランスミッションとしては5速MTと6速MTが存在している。

 ロードスターという名前のとおり、2シーターオープンだけの設定だが、ソフトトップとリトラクタブルハードトップが販売されており、中古車市場ではそれぞれを見つけることができる。

 低予算というのであれば通称「NC1」と呼ばれる前期型がターゲットとなるだろう。こちらも過走行気味の個体であれば50万円台から見つけることができる。

 新車のロードスターは安くても約290万円という車両価格であり、とても手が出ないという向きにとって、コンディションと価格のバランスがとれた3代目NCロードスターは見逃せない。

 オープン+リヤ駆動、というパッケージングとなれば、忘れられないのがホンダS660だ。2022年3月の生産終了と、それに伴いプレミア価格で取引された印象が強く、割高感を覚えているかもしれないが、ファイナルの熱狂も去り、中古車相場は落ち着きつつある。

 たしかに、実質的なファイナルモデルとなった「モデューロXバージョンZ」については、かなり走行距離の短い個体がプレミア価格をつけていたりすることもある。

 しかしながら、2015年のデビュー年に販売された通常グレードであれば、しっかりと年式なりに価格がこなれてきている面もある。モノによっては150万円前後のプライスボードを掲げていることもある。

 リヤ駆動+MTを求めるのであれば次期愛車候補に挙げてもよさそうだ。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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モトブログを作ること
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