フロントには「出っ歯」を採用!
 外観は基本的に「街道WORKS 32 スカイライン」と同じです。フロントのワイド化はオーバーフェンダーで行い、リヤまわりはごっそりと1980年代の日産のスーパーシルエットGr.5ワークスマシンをモチーフにした箱形の造形という、前後で異なるテイストを融合してまとめています。
 「街道WORKS 32 スカイライン ドリフト」のリヤ画像はこちら
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 また、テールランプは自然に収まっているように見えますが、真ん中でかなり延長されているので、ちょっと不思議なバランスになっています。
 「街道WORKS 32 スカイライン ドリフト」のリヤスタイリング画像はこちら
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 大きく増したリヤのボリュームに対してバランスを取るため、バンパーの下に長さ50センチ以上はあるであろうアンダースポイラー、通称“出っ歯”を追加しています。
 「街道WORKS 32 スカイライン ドリフト」のバンパー画像はこちら
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 大きな違いはロングノーズの有無です。「街道WORKS 32 スカイライン」では街道テイストを盛り上げるために、グリルとヘッドライト周囲をぐるっと囲むパネルを前に伸ばす“ロングノーズ”の手法が欠かせませんでしたが、こちらのドリフト用マシンでは不要と判断して非採用にしています。
 ロングノーズがない分、口が開く表情に見えてしまうようになり、精悍な顔つきに見えるようにバランスを取るのに苦心したそうです。
 先に東京で発表されたロングノーズ仕様の「街道WORKS 32 スカイライン」も隣に並べて展示されていました。
 「街道WORKS 32 スカイライン」のフロントスタイリング画像はこちら
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 こちらは内装も“街道スタイル”のコンセプトでまとめられています。
 全体を1970〜1980年あたりに多く見られた色付き内装のイメージにするため、えんじ色で仕上げられています。
 そして、当時の「BOSO−ZOKU」を象徴するような、水中花シフトノブや、リヤウインドウの内側に据えるタイプのスピーカーなどが各所にあしらわれています。
 「街道WORKS 32 スカイライン」の室内画像はこちら
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 車両が載せられた台が畳張りなのもシャレが効いています。
■ もはやお馴染み!? のスーパーカーシリーズやスーパーシルエットシリーズもお目見え
「街道WORKS 32 スカイライン」のフロントスタイリングのドリフトVer.とは逆側の隣には、東京オートサロンでどよめきを呼んだ「LB シルエットWORKS GT ミウラ」が並んでいました。
 「LB シルエットWORKS GT ミウラ」のフロントスタイリング画像はこちら
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 これも大阪では初披露となるため、多くの来場者の目を釘付けにしていました。
 「LB シルエットWORKS GT ミウラ」のリヤスタイリング画像はこちら
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 そしてその隣には、時系列を辿るカタチで2024年発表の「LB-WORKS カウンタック」を展示。
 「LB-WORKS カウンタック」のフロントスタイリング画像はこちら
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 あらためて実車を前にすると、この伝説のクルマのフェンダーをカットする大胆さに深い感慨を覚えます。
 「LB-WORKS カウンタック」のリヤスタイリング画像はこちら
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 カウンタックとは逆サイドには、2023年にカスタム業界の話題をさらった「LB-WORKS F40」が置かれていて、
 「LB-WORKS F40」のリヤ画像はこちら
「LB-WORKS F40」のリヤ画像はこちら
 東京でもその試みに驚く人が多かったという、「ボディに落書きしてください」の展示があり、新たに大阪のLBWKファンの描き込みがおこなわれていました。
 「LB-WORKS F40」のフロント画像はこちら
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 そしてそのメインブースに連なる場所にも、多くのワイドボディなマシンが並んでいて、来場者の目を輝かせていました。