日本じゃHだけど北米じゃAエンブレム! 同一車種でも「アキュラ」ブランドで売られていたホンダ車8選 (2/2ページ)

インテグラの日本導入でなるか「アキュラ」日本上陸

ホンダ・ホライゾン
=アキュラSLX

 1990年代当時、ホンダには本格SUVが存在しなかった。そのため、いすゞとの商品相互補完によってビッグホーンのOEM供給を受け、1994年にホンダ・ホライゾンが誕生した。このモデルは、北米ではアキュラ SLXとして販売されている。

 1999年にいすゞとの提携が終了すると、日本仕様も北米仕様も終売となった。残念ながら日本ではそれほど販売台数が多くなかったため、いまではなかなかのレア車といえる。

ホンダMDX
=アキュラMDX

 アキュラMDXはホンダR&Dアメリカが開発した3列シート7人乗りのSUVで、2001年に北米で登場した。日本でも2003年に「ホンダ」ブランドから右ハンドルで販売された。

 北米では2006年のフルモデルチェンジ後も2代目が発売されて現行型は4代目を数えるが、日本のホンダMDXはモデルチェンジすることなく終売となった。

ホンダ・ビガー/セイバー/インスパイア
=アキュラ・ビガー/TL

 1989年にアコードインスパイアの姉妹車として登場した3代目ホンダ・ビガーは、「アキュラ」でもビガーとして販売された。1995年にモデルチェンジによってホンダ・ビガーがセイバーになると、セイバーとその姉妹車であるインスパイアを「アキュラ」ではTLとして販売し、4代目が終売となる2014年まで販売が継続された。

ホンダ・アコード/アコードツアラー
=アキュラTSX/TSXスポーツワゴン

 2002年に登場した7代目ホンダ・アコードは、「アキュラ」ではTSXとして販売された。2010年にはステーションワゴンのホンダ・アコードツアラーが、「アキュラ」初のステーションワゴンとしてTSXスポーツワゴンの車名で販売された。

ホンダ・ドマーニ/シビックフェリオ/シビック
=アキュラEL/CSX

 日本ではコンチェルトの後継として発売されたホンダ・ドマーニは、カナダでは「アキュラ」のバッジを付けてELとして販売された。ドマーニが終売となると、シビックフェリオの姉妹車となる2代目ELが登場。さらに、シビックフェリオが終了すると「アキュラ」ではシビックの姉妹車となるCSXが登場した。

 このように、日本ではホンダ車として販売されていたモデルのなかにも、北米では「アキュラ」として販売されていたクルマが数多く存在する。デザインや装備に若干の違いはあるものの、基本的には同じクルマであることも多く、日本でも比較的「アキュラ」化しやすいモデルが多いのも特徴で、かつては日本のホンダファンのなかには「A」のエンブレムを付けて乗りたいと考える人も少なくなかった。

 このように、今回のインテグラタイプSの日本導入によって、日本市場における「アキュラ」の存在が再び注目されている。もし、インテグラタイプSが、「A」エンブレムをつけて日本でも販売されれば、日本のホンダファンが歓喜するのは間違いない。しかし、過去の例を見ると、実際にインテグラタイプSが発売されたら「H」エンブレムが付いていたなんてオチも捨てきれない。

 果たして、日本で「A」のエンブレムを見る日はやってくるのだろうか。


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