イマドキのデートカーは見た目より中身! カップルの愛が深まるミニバン4選 (2/3ページ)

アルヴェルはもっともベーシックなキャプテンシートが最適

 トヨタ・アルファード&ヴェルファイアのHVも、同様の“どこでもカフェカー”になりうるのだが、意外にも、3種類ある2列目キャプテンシートのなかで、もっともベーシックなリラックスキャプテンシートが、ふたりの愛を深めるのに最適だったりする。アルファード&ヴェルファイアの2列目キャプテンシートは、上からエグゼクティブラウンジシート、エグゼクティブパワーシート、リラックスキャプテンシートとあるのだが、上位2種のエグゼクティブシート(リクライニング角度約179度)は、エグゼクティブ仕様らしく、2席がゆったりと離れている。

 が、リラックスキャプテンシート(リクライニング角度約173度)の場合、3種類のキャプテンシートのなかで、足もとがもっとも広々使える最後端位置にスライドさせるには、リヤホイールハウスを避けるため、中寄せして下げる必要がある。そうすると、左右席の間にエグゼクティブシートのような距離がないのが特徴なのだが、言い換えれば、ふたりがぴったり並んで座り、横になれるのだから、ラブラブのカップルにとってはむしろ好都合!


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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