なんと65年間作られたクルマも! フルモデルチェンジせずに生産され続けた超ご長寿モデル5選 (2/2ページ)

マニアに愛されたからこそ長寿のクルマもある

4)三菱デボネア

 高級車の長寿モデルでは、三菱の初代デボネアも印象深い。国産車の技術進歩が凄まじく、4年でフルモデルチェンジが当たり前、ひとつ前のモデルが本当に古臭く見えるほど、日進月歩が続いた1964~1986年の22年間、フルモデルチェンジなしで乗り切った一台。

ご長寿モデル

 モデル末期の頃は、月販販売台数が一桁続きで、自動車雑誌の巻末の販売台数リストを見て、「うぉ~、先月はデモネアが4台も売れた~」と毎月チェックするという楽しみ方があったほど。三菱グループのお偉いさんが乗るクルマという使命があったからこそ生き延びた!? 当時は、生きた化石「シーラカンス」というのがあだ名だった。

5)日産GT-R

 スポーツカーでいえば、日産GT-R(R35)。第三世代のGT-Rとして、2007年にデビューし、イヤーモデル(YM)として年次改良を加えながら、12年間もスポーツカーの世界で一線級のパフォーマンスをキープしているのは立派。日産車全体のモデルチェンジが滞っているとはいえ、この先GT-Rがどうなっていくのかは、気になるところ。ハイブリッド化なども含め、何とか生き延びる方向で次期GT-Rを登場させてほしいものだ。

ご長寿モデル

その他

 かつてのクロカン4WDの代名詞「ジープ」もロングセラー。日本では三菱が1953年から2001年まで製造販売していた。(アメリカ・ウイリス社のジープのノックダウン生産からはじまり、のちにライセンス生産へ。生産台数は20万2765台)

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 また、TSレースなどでも活躍した名車B110サニーをベースにした、日産のサニートラック(2代目)も1971~1994年、23年間生産され、愛され続けた一台。サニトラは、FRで軽量、レトロな感じで人気があり、純正部品のカンガルーウォッシャータンクは、他のクルマのチューニング、カスタムにもよく流用された。

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 今年生産中止になってしまった、三菱の4代目パジェロも、2006年の登場だったので、モデルライフは13年。同じ2006年生まれで同級生だったトヨタの3代目エスティマも、今年一緒に生産中止……。三菱ではデリカD:5も、2007年のデビューなのでけっこう長生き。そういえば、今年「50周年記念車」を発売した、日産のフェアレディZ(Z34)も、2008年の登場で、歴史あるクルマになってきた。

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