バリバリのスポーツモデルなのに家族から文句が出ない! 走りが忘れられない「世帯持ち男子」が乗るべき5台のクルマ (2/2ページ)

圧巻の走りを見せるスポーツワゴンもアリ

4)マツダRX-8

 4台目は、生産中止となってからもうすぐ10年になる、ロータリーエンジン搭載の4シータースポーツカー、マツダRX-8。最近になってまたSUVのMX-30に採用されましたが、このRX-8のドアも前後が観音開き。

 両方とも全開にすると、なんと約900mmというミニバン並みの開口部を誇るため、通常の2ドアスポーツモデルよりは、格段に後席に乗り込みやすいのがファミリー向けの理由です。

 後席スペースそのものは、足もとはそれほど広いとはいえませんが、カップルディスタンスや頭上のスペースは女性や子供なら十分。トランクルームも大きめで、ベビーカーの横積みもできます。

5)三菱ランサーエボリューションワゴン

 最後に5台目は、サーキットも走れちゃうのにステーションワゴンで使い勝手もバッチリの、ミツビシ・ランサーエボリューションワゴン。後席を倒せば、車中泊だってできちゃう広さです。

 でも走りの方は、エボⅨをベースに開発しただけあって、ヤバいくらいの戦闘力。ワゴンなのでリヤまわりのボディ剛性もしっかり補強してあります。280馬力の6速MTと、272馬力の5速AT(スポーツモード付き)があるので、奥さんも運転するからATじゃないと……というファミリーでも大丈夫です。

 5名乗車なので、子供2〜3人のファミリーにも向いているし、4WDですから雪道の走りも頼もしいですよね。スキーなどアウトドアスポーツが好きなファミリーにもおすすめです。

 というわけで、他にも探せばたくさんある、意外にファミリーでもイケちゃうスポーツカーたち。現行モデルは少なくなってしまっていますが、休日にちょこちょこと自分でメンテナンスしながら、趣味と家族サービスを兼ねて乗るにはピッタリ。子育て中も走る楽しさを諦めたくない男性の皆さん、頑張って奥様にプレゼンしてみてくださいね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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