デカいキドニーグリルと細長の吊り目が次世代のBMWの象徴に! 電気自動車のiXとiX3を披露して発売開始 (2/2ページ)

渋谷の都市型イベントに協賛してiXとiX3の価値を発信

 一方、同時にお披露目されたiX3は、プレミアムミドルクラスのSAVであるX3に新たにラインアップされた電気自動車だ。最高出力210kW、最大トルク400Nmを発揮する電気モーターを採用して後輪を駆動。リチウムイオン電池容量は232Ah、一充電での走行可能距離は460kmとなる。

 エクステリアでは、随所に電気自動車であることを主張するデザイン・エレメントを採用。BMWロゴのまわりやキドニー・グリルのまわり、リヤスポイラーの一部、スアート/ストップ・ボタン、シフト・ノブのまわりなどを青色とし、通常のBMW X3とは異なる存在であることを主張する。

 安全機能・運転支援システムにおいても、iX3は最新世代のドライビング・アシスト・プロフェッショナルとなる。高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備で、高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減して安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」も装備する。

 そのほか、BMWコネクテッド・ドライブ、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント、アマゾン・アレクサ、BMWサービス・インクルーシブ・プラスも装備される。

 価格は862万円で、納車は2021年11月以降となる。

 また、BMWはiXとiX3の日本導入を記念し、「Ideas for Alternative Society」をテーマにカンファレンスや体験型プログラムが開催される都市型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021」に協賛することも発表された。多様性とイノベーションを象徴する街である渋谷とコラボレーションし、BMW iXとiX3の価値を発信する。

 コラボレーションでは、渋谷スクランブル交差点に設置された5つの大型ビジョンで、BMWブランドCMを放映するとともに、「THE iX SHIBUYA WALL JACK」と題して、3名のアーティスト(安藤政信氏、レスリー・キー氏、佐々木香菜子氏)がiXにインスパイアされて生み出したアート作品を展開する。

 さらに、表参道ヒルズと渋谷キャストにはBMW iXとiX3も展示される。

 同イベントは11月18日までとなるため、気になる方は渋谷に足を運んでみるといいだろう。


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