アウディ! テスラ! ベントレーまで最新EV&PHEVが集結! 日本で買える圧巻のラインアップを紹介【JAIA 輸入電動車普及促進イベント in 大阪リポートその2】 (2/2ページ)

注目のBEV&ハイブリッドモデルが大集合

メルセデス・ベンツ

 ドイツを代表する自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」も電動化戦略に熱心だ。日本では「EQC」「EQB」「EQA」といったBEVを投入しており、評判は上々。今回は、「Cクラス」の位置に値する「EQC 400 4MATIC」を展示。同車の航続距離は400kmを誇る。

 また、同社からはもう1台、話題のBEVが展示されていた。それが「AMG EQE 53 4MATIC+」だ。このクルマは、エレガントなクーペルックが特徴的なモデルとなっているほか、スポーツテイストを織り交ぜた「AMG」モデル。「MBUXハイパースクリーン」や「給電機能」の搭載とトピックが目白押しな注目モデルだ。

ベントレー

 世界中のセレブなど、ハイクラスなユーザーが多く溺愛するプレミアムブランドである「ベントレー」も、世界中で流行しているSUV市場に参入したのはいまから6年前の2016年。それが「ベンテイガ」である。そんな同車は、2020年6月に現行モデルへとシフト。そして、2021年11月についに発表されたのが、ハイブリッドモデルである「ベンテイガ ハイブリッド」だ。総航続距離863kmを誇り、「PHEV」モデルとなっているのが特徴だ。

BMW

 i8やi3など、他社にはない独創的なハイブリッドモデルを展開していたBMWも、2021年11月についにBEVを発表。その第1弾がSUVスタイルである「iX xDrive 50」だ。BMWの未来を凝縮させた1台となっており、10分充電で航続距離100kmを稼ぐことができるシステムでも話題になった。そのほかにも、車内外にさまざまな先進装備が備わる。

 なお、会場には【JAIA 輸入電動車普及促進イベント in 大阪リポートその1】で紹介した、新型X3をベースに、航続距離500kmオーバーを実現したSUV「iX3 M Sport」と、4ドアの4シリーズグランクーペをベースにしたEV「i4 M50」も展示されていた。こちらはブランド初となる電気自動車のMモデルとなっている。今後各社で加速していくであろう、BEVのハイパフォーマンスモデルの存在にも注目だ。

フィアット

 フィアット「500」は、いまでは見ない日はないほど日本で受け入れられている大人気な1台。さまざまな限定モデルが登場しているのも特徴なほか、アバルトとコラボした「595」シリーズなども人気だ。そんな「500」にもBEVモデルが今年になって登場している。それが「500e」だ。今回は、オープンモデルである「500e OPEN」が展示されていた。なお、同車は通常のような販売方法ではなく、当面の間は定められた期間中一定金額を支払うことで乗ることができるサブスクリプションにて販売される。

ランドローバー

 SUV専門メーカーとして長い歴史を誇るイギリスの名門ブランド「ランドローバー」は、イギリス王室も愛用するメーカーだ。そんなランドローバーの人気モデル「レンジローバー・イヴォーク」に初のPHEVモデルが設定された。それが「レンジローバー イヴォーク オートバイオグラフィーPHEV P300e」だ。システム出力は309馬力を誇る。利便性はベースとなる「レンジローバー・イヴォーク」と同様なので、PHEVによる優れた加速力と低燃費性、使い勝手の良さを楽しめる1台だ。

 このように、輸入車業界もBEVやハイブリッドモデルが数多くラインアップされており、国産車にはないような個性的なモデルも選ぶことができる。もちろん予算との関係もあるが、ロープライスなモデルから超高級モデルまでさまざまな選択肢が用意されているので、BEVやハイブリッドモデルを検討しているユーザーはぜひ候補に入れてみてはいかがだろうか。

取材:外海公三郎(交通タイムス社)


新着情報