自宅よりも車内のほうが癒されるってマジか! 走らずとも乗っていたくなるエンタメ装備のクルマ4選 (2/2ページ)

海外のクルマは車内の雰囲気もオシャレ!

 3台目は、韓国から久しぶりに日本再進出を果たしたヒョンデのIONIQ 5。初めて試乗したときに、どこからかピピピ、ピピピ、と美しい鳥のさえずりが聞こえてきました。

 さすが、モーター走行で静かだから、いつもは聞こえない鳥の声が聞こえるのかなと思いきや、そうではなく、これはIONIQ 5の機能のひとつ。大きなデジタル画面のメニューから「自然の音」を選ぶと、「清やかな森」「穏やかな波」「雨の日」「カフェテラス」「温かい暖炉」といったヒーリングサウンドが表示され、BOSEプレミアムサウンドシステムで車内全体に響くのです。

 IONIQ 5は前席もフルフラットに倒すことができ、ラウンジルームをテーマにした室内空間を持っているので、この機能は充電中などのリラックスタイムにもピッタリですね。

 4台目は、ロールスロイスの「レイス・ルミナリー・コレクション」という55台限定生産となる超希少モデルについている機能。

 なんと、シートに座って上を見上げると、うっとりするような煌めく星空が広がっており、流れ星まで出現するではないですか。極上のシートでシャンパンなんて飲みながら星空を独り占め。こんな贅沢なことってあるんでしょうか。これは、ルーフライナーに1340もの光ファイバーライトが取り付けられており、輝くのはもちろん、20時間のうちに無作為のフロントシートのあたりで流れ星を見ることができるようになっているとのこと。

 天井だけでなく、キャビン内には176個のLEDが組み込まれていて、まるで星に全身を包まれているような空間。これを見ることができる人はほんのひと握りの幸運な人ですが、いつか体験してみたいですね。

 ということで、ドライブ中や休憩中にちょっと気分を変えたり、癒されたり、ゴージャスな気分になれるクルマたちをご紹介しました。こんな機能があったら、クルマに乗るのがさらに楽しみになりますね。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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