カローラの天下だったタイのタクシーにまさかの刺客! 中国の「GAC」製BEVタクシーが超激安で登場した (1/2ページ)

この記事をまとめると

■中国のGAC社製BEVタクシーがバンコク・モーター・エキスポの会場で展示されていた

■タイでは年間6000台近くのタクシー車両をBEVに入れ替えている

■GACの「AION ES」をベースとしたタクシーは、カローラアルティスのライバルとなる

タイのタクシー市場に思わぬ刺客が登場した!

 タイのタクシーと言えば、その代名詞のようにトヨタ・カローラアルティス(カローラセダン)が圧倒的に多いのだが、「ついにその日がきたか!」というトピックが舞い込んできた。

 と言うのも、バンコク・モーターエキスポの会場を歩いていると、トヨタブースの対面にある小さなブースに置かれた1台の展示車に目が留まったからだ。

 見慣れないカラーリングながらも、天井にはタイ語の行灯(社名表示灯)が、そして助手席側ダッシュボードにはタイ語のスーパーサイン(空車や回送などの表示を行う)が装着されており、タクシー車両なのは間違いない。そして、そのクルマのボンネットには、中国・広州汽車(GAC)のエンブレムがあった。

 そう、これは中国GAC社製のBEV(バッテリー電気自動車)タクシーであった。

 ベース車両に使われているのは、タイでは「AION(GACのNEV[新エネルギー車]ブランド)ES」というモデル。このES自体は一般販売を行わず、タクシーやライドシェアなど営業車両として専売するモデルであり、タイでは2023年9月にデビューしている。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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