【走りが忘れられない家族もち必見!】乗れて積めてスポーツカーさながらの速さを持つ「隠れアスリート」ミニバン&SUV5選 (1/2ページ)

ハイスペックなミニバンやクロスオーバーSUV!

 ファミリーカーとしてはもちろん、VIP御用達の多人数乗用車として使われるミニバンや、今世界的にブレークしている、悪路にも強いクロスオーバーSUVのなかには、本気を出すとスポーティーカーさながらの速さを備えたモデルが存在する。いわゆる、隠れアスリート車である。

1)ホンダ・オデッセイ アブソルート

 ミニバンの筆頭は、ホンダ・オデッセイのアブソルートだ。とくに2.4リッターガソリンのアブソルート HONDA SENSINGは、同排気量エンジンを積む標準車の175馬力、23.0kg-mに対して、190馬力、24.2kg-m(FF)までパワー/トルクアップされた専用チューニングユニット、および専用チューニングサスペンション、17~18インチタイヤを装着(18インチはオプション)している、“本気の”ミニバンだ。

 両側スライドドアを備えた、国内ホンダ最上級ミニバンにして、ライバルメーカーのミニバン担当者に「ミニバンの皮をかぶったスポーティーカーそのもの!」と言わせたほどのスポーツ度、アスリート度を備えている。そのぶん、デビュー当初は乗り心地がスポーティーすぎて!? 固かったが、熟成された今では、ファミリーカーとしても通用する乗り心地に改善されている。

2)トヨタ・アルファード&ヴェルファイア

 オデッセイの場合、スポーティーな走りを見せつけてくれても、ホンダファンならそれほど驚かないと思うが、トヨタのアルファード&ヴェルファイアもまた隠れアスリートである……と聞けば、本当か! と驚くかもしれない。

 アルファード&ヴェルファイアには、人気のHVのほか、2.5リッター直4と3.5リッターV6のガソリンエンジンが用意されるが、その3.5リッターV6は国産ミニバン最高峰の301馬力、30.1kg-mという強力なスペックの持ち主。それは本来、余裕のためにあるはずなのだが、シリーズ中でもっとも尖ったエアロ仕様、18インチタイヤを履くアルファードSC、ヴェルファイアZGに至っては別物。

 アクセルに対する301馬力の反応は車高、重心に考慮した穏やかなもので、巡航中は大空間サルーンならではの静かさが特徴ではあるものの、その気になってエンジンを高回転まで回せば、低音の効いた快音とともに、血の気がひく、胸のすく強烈な加速力を発揮。パワステはV6専用の制御を採用し、操縦性は応答性抜群で、操舵感は切る、戻す両方向ともにじつにスッキリ。狭いS字カーブもほぼ水平感覚のままスイスイと意のままに飛ばせ、まさにドライバーズカーと呼べる快感走行性能の持ち主なのである。

 ちなみにアルファード&ヴェルファイアの開発陣のなかでも、走り好きな走行性能の担当者が一押しするグレードは、なるほど、V6のアルファードSC/ヴェルファイアZGだそうだ。同感である!


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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